EIMEI教育グループ代表・川上大樹の著書『教えなければ子は育つ ― AIに負けない「考え抜く力」を授ける見守り術』より、毎日すこしずつお届けします(45/58)。
私たちは便利さと引き換えに、常に何かを失ってきました。スマホの普及で親友の電話番号を覚えられなくなり、カーナビの普及で道を覚える能力は激減しました。では、生成AIは何を奪うのか? 考える力(思考力)そのものです。
生徒が「わからない」と悩み、脳に汗をかいている時間こそが、賢くなっている瞬間です。しかし、AIは究極の過保護な先生です。悩む隙を与えず、0.1秒で完璧な正解を差し出します。
これまでは解説を聞いて満足する「わかったつもり」が問題でしたが、これからはもっと深刻な「できたつもり」が蔓延します。AIに書かせた読書感想文で褒められ、アプリで出した数学の解答を写してマルをもらう。
結果(成果物)は完璧ですが、その子の脳内は「無」です。思考プロセスをAIに丸投げしているため、脳への負荷はゼロ。答えのない問いに直面した時、自分の頭で論理を組み立てる回路が完全に退化してしまっているのです。
EIMEIグループ(エイメイ学院・明成個別・EIMEI予備校)では、この「自学自伸」の考え方で子どもたちの学びを見守っています。無料体験・ご相談はお気軽にどうぞ。
