-
自学自伸 【エビデンス・ファイル⑥】反復の科学——なぜ「戻りながら進む」のか
本章でお伝えした雪だるま式暗記も、音読30回も、15分ルールも、根っこは同じ一つの原理につながっています。それが、このあとの【脳科学コラム】で扱う検索練習です。ここでは、その前に一点だけ確認しておきます。「わかりやすい方 -
自学自伸 【エビデンス・ファイル⑤】仕組みが人を変えた——ペリー幼稚園の40年
① 実験の設計場所:米国ミシガン州 ペリー幼稚園(1960年代開始)対象:低所得のアフリカ系アメリカ人の3〜4歳児設計:入園資格のある子どものうち、くじ引きで入園を許可された58人(処置群)と、許可されなかった65人(対 -
自学自伸 【エビデンス・ファイル④】「勉強しなさい」の効果は、すでに測定されている
本章は、本書の中でもっともデータが揃っている領域です。日本の大規模データによる研究があるからです。① 親の4つのかかわり方を点数化して比べた研究誰が:中室牧子氏/早稲田大学 松岡助教/学習院大学 乾教授らデータ:厚生労働 -
自学自伸 意志の力に頼らない環境の作り方
スマホという最大の誘惑を遠ざける人間の意志力は消耗品です。現代の子にとって、最大の誘惑は間違いなくスマホです。通知が鳴るたびに集中力は途切れ、元に戻るには15分以上かかります。理性の未熟な子に「意志の力でスマホを我慢しろ -
自学自伸 【エビデンス・ファイル③】「ちょうどいい負荷」の科学
① 同じレベルの仲間と学ぶと、下位層がいちばん伸びる誰が:マサチューセッツ工科大学 デュフロ教授ら対象:ケニアの121の公立小学校設計:くじ引きで「習熟度別学級を導入する学校(処置群)」と「通常学級のままの学校(対照群) -
自学自伸 わが子にぴったりの教材を選ぼう
初心者に超絶テクニックを強いていませんか?「うちの子、家で何時間も勉強しているのに、全然成績が上がらなくて……」そう相談に来るご家庭の教材(問題集)を見せていただくと、驚くことがよくあります。学校の教科書レベルの基礎もま -
自学自伸 【エビデンス・ファイル②】ご褒美と目標の科学
① フライヤー教授のご褒美実験(米国5都市・3万6千人・9.4億円)設計作戦場所(学年)ご褒美の内容実際に得た金額(平均)インプットにご褒美ダラス(小2)本を1冊読んで内容のテストに正答できたら200円1,381円インプ -
自学自伸 ちょうどいい目標を見つけるコツ
お子さんの適正レベルを知っていますか?テストや長期休暇の学習において、目標を掲げることが大切なのは言うまでもありません。しかし、多くの生徒(そして保護者の方)が、この目標の高さの設定を間違えています。「高ければ高いほど良 -
自学自伸 第1章:実践チェックリスト
□ 子どもが勉強で悩んで沈黙しているとき、その沈黙を「脳が動いている貴重な時間だ」と捉え、不安にならずに我慢できていますか?→NOだと、子どもは「黙っていれば誰かが助けてくれる」と学習し、考えることをすぐに諦める癖がつい -
自学自伸 【エビデンス・ファイル①】「いい先生」と「教えない指導」の科学
本章でお話ししたことは、私の現場感覚だけで言っているわけではありません。裏づけとなる研究を紹介します。① 教員の質は、子どもの1年を丸ごと変える誰が:スタンフォード大学 ハヌシェク教授(教員の「質」研究の第一人者)わかっ

