全教科共通:脳を騙す雪だるま式暗記術

EIMEI教育グループ代表・川上大樹の著書『教えなければ子は育つ ― AIに負けない「考え抜く力」を授ける見守り術』より、毎日すこしずつお届けします(30/58)。

ところてん式の勉強は時間の無駄

英単語、漢字、理社の用語……。暗記学習における共通の技術は、徹底的な反復です。

多くの生徒が陥る失敗は、「今日は1〜10、明日は11〜20……」と進むところてん式です。これでは30まで行った頃には、最初の1〜10は記憶の彼方へ消え去っています。

我々が推奨する暗記法は、雪だるま式です。

1日目: 1〜10を暗記。

2日目: 1〜20を暗記(前日の復習を含む)。

3日目: 1〜30(あるいは11〜30)を暗記。

このように、前日の範囲を必ず重複させて進めていきます。

脳に「これは大事だ!」と錯覚させる

人間の脳は、一度見ただけの情報は、生きるのに必要ないノイズとして即座に削除します。

脳に重要だと認識させる唯一の方法は、短期間に何度もアクセスすることです。「昨日も来た。今日もまた来た。これは重要な情報に違いない!」と脳を騙すことで、記憶は長期保存へと回されます。

「戻ることは、遠回りではない。記憶を定着させるための『杭打ち』である」。この意識で、勇気を持って戻りながら進む学習を習慣化してください。

EIMEIグループ(エイメイ学院・明成個別・EIMEI予備校)では、この「自学自伸」の考え方で子どもたちの学びを見守っています。無料体験・ご相談はお気軽にどうぞ。

この記事を書いた人

HIRO 川上ヒロ先生