EIMEI教育グループ代表・川上大樹の著書『教えなければ子は育つ ― AIに負けない「考え抜く力」を授ける見守り術』エビデンス増補版より、毎日すこしずつお届けします(6/26)。増補版では、中室牧子『「学力」の経済学』をはじめとする教育経済学の研究を各章に織り込みました。この連載では、増補版で新しく書き下ろした「根拠」の部分をお届けします。
本編の構成は、初版から変えていません。第1章から順に、教えすぎの害、目標と計画、勉強の技術、習慣化、塾の現場、教科別攻略、トラブル対応、AI時代、そして親の心構えへと進みます。
そこに、今回はこの序章に加えて、次の三つを足しました。
① 本文への織り込み……各章の主張の中に、それを裏づける(あるいは修正する)研究の結果を、その場で差し込みました。「なぜそう言えるのか」が、読みながらわかるようにするためです。
② 章末の【エビデンス・ファイル】……各章の終わりに、関係する実験や研究を、設計と数字ごと紹介するコーナーを設けました。「誰が、誰を対象に、どうやって調べて、何がわかったか」まで書いてあります。読み飛ばしても本文の理解に支障はありませんが、ご家族と方針をそろえたいときや、お子さんに「なんで勉強するの」と聞かれたときに、そのまま使える武器になるはずです。
③ 巻末のエビデンス一覧……本書が依拠した主要な研究を、章ごとに一覧にしました。
一つだけ、お願いがあります。
本書に書かれたエビデンスを、お子さんを追い詰めるために使わないでください。「データによればこうなんだから、あなたのやり方は間違っている」と我が子に突きつけるためのものではありません。エビデンスは、大人が自分の思い込みを疑うための道具です。矛先は常に、子どもではなく、私たち自身に向けてください。
それでは、本編に入りましょう。
EIMEIグループ(エイメイ学院・明成個別・EIMEI予備校)では、この「自学自伸」の考え方で子どもたちの学びを見守っています。無料体験・ご相談はお気軽にどうぞ。
