AIの嘘を見抜く編集長としての知性

EIMEI教育グループ代表・川上大樹の著書『教えなければ子は育つ ― AIに負けない「考え抜く力」を授ける見守り術』より、毎日すこしずつお届けします(48/58)。

生成AIには、平気で嘘の情報を混ぜてくる欠点があります。ここで試されるのが、批判的思考力(クリティカルシンキング)です。暗記だけの勉強をしてきた人は「AIが言うんだから正しい」と盲信しますが、自学自伸の習慣がある子は違います。「この出典は怪しいな」「論理が飛躍している」と、直感的に違和感を持つことができます。

これからの人間は、自分で文章を書くプレイヤーから、AIが書いたものをチェックし、責任を持つ編集長(ディレクター)へと役割が変わります。編集長には、ライター以上の知識と、美的センスと、倫理観が求められます。

この審美眼(良し悪しを見抜く目)を養うためには、結局のところ、自分自身が良質な文章を読み、悩みながら書き、計算し、歴史を学ぶという質の高いインプットとアウトプットを繰り返すしかないのです。楽をして審美眼が育つことは、絶対にありません。

EIMEIグループ(エイメイ学院・明成個別・EIMEI予備校)では、この「自学自伸」の考え方で子どもたちの学びを見守っています。無料体験・ご相談はお気軽にどうぞ。

この記事を書いた人

HIRO 川上ヒロ先生