EIMEI教育グループ代表・川上大樹の著書『教えなければ子は育つ ― AIに負けない「考え抜く力」を授ける見守り術』より、毎日すこしずつお届けします(46/58)。
誤解しないでいただきたいのですが、私は「AIを使うな」と言っているわけではありません。重要なのは、AIは掛け算のツールであるという真実です。AIは、使い手の能力を10倍、100倍にしてくれる最強の武器です。
しかし、使い手である本人の基礎能力が0だったらどうでしょうか? 0×100(AI)=0。結果はゼロです。基礎学力や教養がない人間がAIを使っても、薄っぺらいアウトプットしか出せません。
英語学習を例に考えてみましょう。翻訳機があるから勉強しなくていいという意見がありますが、ビジネスの交渉で機械を通した言葉で相手の心が動くでしょうか? また、AIが出してきた3つの候補のうちどれが一番適切かを、英語力ゼロの人は判断できません。
結局、AIが出してきたものを良し悪しもわからず使うしかない。つまり、基礎知識がない人間は、AIの成果物を評価することさえできないのです。これこそが、最大の落とし穴です。
EIMEIグループ(エイメイ学院・明成個別・EIMEI予備校)では、この「自学自伸」の考え方で子どもたちの学びを見守っています。無料体験・ご相談はお気軽にどうぞ。
