EIMEI教育グループ代表・川上大樹の著書『教えなければ子は育つ ― AIに負けない「考え抜く力」を授ける見守り術』より、毎日すこしずつお届けします(27/58)。
塾を依存先ではなく最高のコーチにする
我々は、生徒を先生がいないと勉強できない依存状態には絶対にさせたくありません。
しかし、自走できるようになった生徒が塾を辞めるかというと、実は逆です。自学自伸を身につけた生徒ほど、塾を使い倒すようになります。彼らにとって、塾の役割はこう変わるのです。
・自分のペースを維持するためのペースメーカー
・切磋琢磨できるライバルがいる道場
・進むべき方向を確認するための羅針盤
トップアスリートにコーチが必要なのと同じです。コーチはラケットの握り方は教えませんが、客観的なフォームチェックや、限界を超えるためのメニューを与えます。
「先生、ここの解釈はこれで合っていますか?」「今のペースで志望校に間に合いますか?」
このように、能動的に塾を利用し始めます。ベッタリとした依存ではなく、高みを目指すための対等な信頼関係こそが、我々が目指す教育の完成形です。
社会が求める、生きる力を育てる
これから子どもたちが出ていく社会には、正解のない問題が溢れています。AIが台頭し、昨日までの常識が通用しなくなる時代。いい大学を出れば安泰という神話は崩れました。
そんな時代に、指示待ち人間は真っ先に仕事を奪われます。一方で、自学自伸の力を身につけた人間はどうでしょうか。未知の問題にぶつかったとき、「習っていないからできません」とは言いません。
「現状はどうなっているのか」「解決のために何が必要か」「どうやって情報を集めるか」と、自ら道を切り拓いていけるはずです。
わからないことを楽しむ力。自分で学び、自分で伸びていく力。これさえあれば、どんな職業に就こうが、彼らは必ず輝けます。受験という機会を使って、私たちはこの生きる力そのものを育てているのです。
EIMEIグループ(エイメイ学院・明成個別・EIMEI予備校)では、この「自学自伸」の考え方で子どもたちの学びを見守っています。無料体験・ご相談はお気軽にどうぞ。
