意志の力に頼らない環境の作り方

EIMEI教育グループ代表・川上大樹の著書『教えなければ子は育つ ― AIに負けない「考え抜く力」を授ける見守り術』より、毎日すこしずつお届けします(21/58)。

スマホという最大の誘惑を遠ざける

人間の意志力は消耗品です。現代の子にとって、最大の誘惑は間違いなくスマホです。通知が鳴るたびに集中力は途切れ、元に戻るには15分以上かかります。

理性の未熟な子に「意志の力でスマホを我慢しろ」というのは酷な要求です。勉強における絶対条件は、スマホとの物理的な距離です。

「電源を切ってリビングに置く」「親が預かる」など、徹底してください。勉強部屋という聖域に、最大のノイズを持ち込ませてはいけません。

親の背中が最高の環境整備になる

ここで親御さんの覚悟が問われます。子にスマホを禁じながら、親がソファで動画を見て笑っていたら、子は「大人はずるい」と反発します。

子が勉強している時間は、親もテレビを消し、本を読んだり家事をしたりする。家族みんなで頑張る時間という空気を作ることが、言葉で100回言うより効く環境整備です。

強制は、まだ誘惑に勝てないわが子を守るためのサポートです。ルールを淡々と実行することで、子は「今はやるしかないんだな」と諦めがつき、観念して机に向かいます。

EIMEIグループ(エイメイ学院・明成個別・EIMEI予備校)では、この「自学自伸」の考え方で子どもたちの学びを見守っています。無料体験・ご相談はお気軽にどうぞ。

この記事を書いた人

HIRO 川上ヒロ先生