第8章 AI時代には勉強なんて不要になるのか?:実践チェックリスト

EIMEI教育グループ代表・川上大樹の著書『教えなければ子は育つ ― AIに負けない「考え抜く力」を授ける見守り術』エビデンス増補版より、毎日すこしずつお届けします(22/26)。増補版では、中室牧子『「学力」の経済学』をはじめとする教育経済学の研究を各章に織り込みました。この連載では、増補版で新しく書き下ろした「根拠」の部分をお届けします。

□ お子さんがAIを使って課題をこなしたとき、その答えが正しいか教科書や資料集で裏取りをさせていますか?

→NOだと、思考停止につながってしまいます。「AIが言うから正しい」と思い込ませず、自分の手と目で事実を確認する編集長としての視点を養わせましょう。

□ AIに頼り切るのではなく、「自力で考え、悩み、どうしても詰まったときにヒントをもらう」という、道具としての正しい距離感を教えていますか?

→NOだと、脳の成長は止まります。楽をするための道具ではなく自分の思考を深めるためのパートナーとして活用させることが重要です。

□ お子さんが「わからない」と言ったとき、すぐに答えを与えるのではなく、何がわからないのかを言語化させる訓練をしていますか?

→NOだと、AI時代に最も通用しません。現状を分析し、具体的な条件を付けて指示を出す質問力こそが、これからの知能指数(IQ)になります。

□ デジタル機器を一切遮断し、紙と鉛筆だけで自分の頭と向き合う「アナログな思考時間」を意図的に作っていますか?

→NOだと、オリジナリティは育ちません。あえて不便で非効率な時間を持つことが、AIにはコピーできない強い地頭を作ります。

EIMEIグループ(エイメイ学院・明成個別・EIMEI予備校)では、この「自学自伸」の考え方で子どもたちの学びを見守っています。無料体験・ご相談はお気軽にどうぞ。

この記事を書いた人

HIRO 川上ヒロ先生