のび家の絶対にダメなやつ、テスト返却で叱ってはいけません。

「テストの点数が悪かったときに、しかりつける」
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なんでこんな点数なの!!
 
だからいったでしょ!!
 
あんたはダメね!
 
このままでは高校行けないわよ!
 
 
(´・_・`)
 
 
これ、安易にやっちゃう保護者様いらっしゃいますけど、
 
 
 
絶対にダメです。
 
 
 
 
 
このときの子どもの思考回路はどうなりますか?
 
 
 
 
テストの点数が悪かったとき叱りつけられる子どもは、
 
 
 
「ヤバい。どうやって怒られないようにしようか」
 
 
が、最初に浮かんでしまいます。
 
 
 
この子は悔しさも感じません。
 
感じるのは親から怒られる恐怖です。
 
 
 
本来は「えー、まじかよ!どこを間違えたんだ?なぜだ?勉強たりなかったなー!クソー悔しい!」
 
となるべきところですよ。
 
 
 
 
それを、叱りつけられている子どもは、無意味なことに頭を使い始めます。
 
 
 
 
そして、のび太君みたく、答案用紙を隠したり、改ざんしたり、しようとしてしまうんです。
 
 
 
 
これ、損害が大きいですよね。
 
 
 
本来、理想的なのは
 
 
 
テストの点数が悪かったときには
 
自ら反省して、悔しい思いをして、復習して、分からないのは先生に聞きに行って、次に改善されている。
 
 
そして、よし!次こそは!!と「自ら」思うことですよね。
 
 
だから、安易に叱りつけてはいけません。
 
 
「じゃー何も言わなければいいんですか?」
それも違いますよね。
 
 
具体的に何をしたらいいの?
 
 
そうですね、いろいろありますが、お子様が塾に通っているなら
 
 
「塾の先生に答案用紙を持って行ってアドバイスもらいなさいねー」
 
 
でいいのではないでしょうかね。
 
 
塾に行ってないなら、学校の先生で良いと思います。
 
 
親がガミガミ言っても、子どもは素直に聞けませんからね。
 

この記事を書いた人

HIRO 川上ヒロ先生