埼玉県公立高校入試(令和4年度)のすべて【その1】

【その1】日程、昨年度までの概要、倍率、平均点、出願、志願先変更、 学力検査・面接・実技検査の実施、調査書の得点化

 

 

 

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こちらの別サイトにまとめたものをご覧ください。

 

 

 

 

 

昨年度(令和3年度)までの募集状況

▼令和3年度入試を全日制全体で見ると,39157人が受験し、34681人が合格(競争率1.13倍)となりました。

 

全日制 募集定員 予定者数 受験者数 合格者数 競争率
令和3年度 36280 36040 39157 34681 1.13
令和2年度 37120 36880 41313 36266 1.14

 

▼普通科を見ると,29902人が受験し,25949人が合格(競争率1.16倍)となりました。

普通科 募集定員 予定者数 受験者数 合格者数 競争率
令和3年度 26660 26479 29902 25949 1.16
令和2年度 27340 27158 31158 26941 1.16

 

普通科で志願確定後の競争率(志願確定者数÷予定者数)が高かったのは、

市立浦和1.84倍、・川口市立1.71倍、・川越南1.66倍、・市立川越1.62倍、・大宮1.47倍、

所沢北1.43倍、・浦和西1.37倍、・1.36倍、・浦和第一女子1.35倍、・川越1.35倍、南陵1.35倍、

川越女子1.28倍、・浦和1.26倍、・志木1.22倍  などでした。

 

▼専門学科を見ると,7641人が受験し,7151人が合格(競争率1.07倍)となりました。

専門学科 募集定員 予定者数 受験者数 合格者数 競争率
令和3年度 7900 7856 7641 7151 1.07
令和2年度 8020 7976 8319 7630 1.09

 

専門学科で志願確定後の競争率(志願確定者数÷予定者数)が高かったのは、

大宮北(理数)2.27倍、・大宮(理数)2.28倍、・川口市立(理数)2.05倍、・所沢北(理数)1.73倍、

松山(理数)1.73倍、・市立川越(国際経済)1.60倍、・市立川越(情報処理)1.33倍・南陵(外国語) 1.25倍

などでした。

 

第一部 令和4年度入試 学校選択問題の導入、webによる合否発表

 

1.日程等

令和4年度入試の各高校の学科別の募集人員は,令和3年6月末日までに決定され,発表されます。

公立高校を第一志望とする場合でも,多くの受験生は1月22日から行われる私立高校を併願校(いわゆる滑り止め)として受験します。したがって,公立高校の受験が初めての受験となる受験生はごく一部に限られます。

 

手 続 等 募 集
出願 2月10日(木)(郵送) 2月14日(月)・15日(火)(持参)
志願先変更 2月17日(木)・18日(金)
学力検査 面接・実技検査(一部の学校) 2月24日(木) 2月25日(金)
発表(内定) 3月4日(金)

 

欠員補充

合格者が募集人員に満たない場合、 3月4日(金)午後2時に、県庁及び 各教育事務所に公示。

教育委員会のHPにも掲載。

 

 

2.出願

出願できるのは,保護者とともに県内に居住し,令和4年3月に県内中学校を卒業する見込みの人です。出願の際,入学願書,入学選考手数料(2,200円),調査書を志願先の高等学校に提出します。併願(公立高校2校以上に出願すること)はできません。同一課程に2学科(コースを含む)以上ある高校(大宮・川越工業・坂戸・松山・和国・新座総合・所沢北・南陵など)における第2志望は認められています。また,以下で詳しく説明しますが,志願先変更は1回に限り変更することができます。

また出願方法は、感染症の対策を踏まえ、昨年度から「原則、中学校がまとめて郵送による出願」となりました。市立高等学校は、「持参のみ」とする学校もあるので、確認が必要になります。

 

 

出願手続き 中学校がまとめて郵送する場合
提出書類 入学願書,受検票,調査書をまとめて提出する。 なお、受験票の裏面に返信先の「郵便番号」「住所」「氏名」を記入し,必要額の切手を貼ること。
提出期間 令和3年2月10日(木)を配達指定日
提出先 志願先高等学校
提出方法 「簡易書留」等,配達の記録が残る扱いとし,封筒の表には「入学願書等在中」と朱書きすること。 この他に定められた提出書類がある場合は,同時に提出すること。
受験票の交付 志願先高等学校校長は、「受験票」を2月15日(火)午前11時までに投函する。

 

▼志願先変更

 志願者は,次の期間内に1回に限り,志願先を変更することができます。

期間 令和4年2月17日(木)から2月18日(金)まで

受付時間は、2月17日(木)は、9時から12時,13時から16時30分

2月18日(金)は、9時から12時,13時から16時

自分の出願した高校の倍率を見て,上記の期間で志願先を変更することができます。

※志願先変更の手続きには時間がかかり、事前に準備をしていないと期間内に間に合わない可能性が

あります。余裕を持つようにしてください。

 

 

高校名 願書締切日→変更期間後 志願者数増減
朝霞 -8
朝霞西 -7
浦和 -32
大宮 -21
川越 -3
川越女子 -3
川越西 +42
川越南 -33
坂戸 +5
坂戸(外語) +2
坂戸西 -26
志木 -17
常磐 -2
高校名 願書締切日→変更期間後 志願者数増減
所沢 +2
所沢北 +1
所沢北 (理数) -3
新座柳瀬 -12
富士見 -3
ふじみ野 +6
松山
松山女子 +5
和光国際 +2
和光国際 (外語)
市立川越 -1
市立川越 (情報処理) -6
市立川越 (国際経済) -4
市立浦和 -21

 

3.学力検査・面接・実技検査の実施

▼学力検査

学力検査では、国語・数学・社会・理科・英語の5教科が実施され、英語にはリスニングテストがあります。試験時間は全て50分です。各教科100点満点ですが、外国語科や理数科などの専門学科・コースでは、特定の教科の点数を2倍にする傾斜配点 (p.18参照) があります。

また、学校によっては、面接や実技検査が行われます。詳しくは各学校の「令和4年度入学者選抜における各高等学校の選抜基準」(p.22参照) でご確認ください。

 

▼学校選択問題

公立入試の問題の一部(数学と英語のみ)に応用的な内容を含み、 難易度は通常の埼玉県「学力検査問題」より高く、主に北辰テストでの合格者平均偏差値が60を超える高校で実施されています。学校選択問題を実施する高校は以下の22校です。

浦和,浦和第一女子,浦和西,大宮, 春日部,川口北,川越,川越女子,川越南,熊谷,熊谷女子,

熊谷西,越ヶ谷,越谷北,所沢,所沢北,不動岡,和光国際,蕨,市立浦和, 市立大宮北, 川口市立

 

◎過去3年間の学力検査平均点
年度 国語 数学普通 数学選択 社会 理科 英語普通 英語選択 合計 普通 合計 選択
令和3 68.7 62.2 56.0 62.6 56.2 51.4 61.6 301.1 305.1
令和2 57.2 67.9 55.2 55.4 51.1 52.2 58.9 283.8 277.8
平成31 58.3 42.3 53.5 60.3 44.5 47.7 64.3 253.1 280.9
 
◎試験当日の日程
時 間 教科等
8:45~9:20 一般諸注意
9:25~10:15 (50分) 国 語
10:35~11:25 (50分) 数 学
11:45~12:35 (50分) 社 会
昼  食
13:30~14:20 (50分) 理 科
14:40~15:30 (50分) 英 語
 
▼面接の実施(一部の学校)

  面接を実施する高校を受験する場合は、2月25日(金)に志願先の高校で面接を受けます。面接は、個人面接、集団面接、又は両方の併用とし、1人5分程度です。面接の結果は各高校が定める基準に従って評価されます。今年は県内68校が実施し、主な学校は、志木・ふじみ野・川越工業・川越総合・川越初雁・常盤・新座・新座総合・新座柳瀬・富士見・和光・市立川越などです。

 

◎面接の主な質問例

 この学校・学科を志望した理由は  本校の印象は  本校について知っていることは  入学後どんなことをしてみたいか  通学の方法・経路・時間は  将来の夢・希望を具体的に  委員等をやったか,活動内容は  何部にいたか,3年間続けられるか  部活動から学んだこと,得たことは  中学校の思い出は  中学校生活で頑張ったこと,自慢できることは  中学校長・担任の名前,印象に残った先生は  得意不得意教科は  自分の長所・短所は  自己PRを  趣味・特技は  最近読んだ本・印象に残った本は  休日の過ごし方は  尊敬する人,その理由は  最近,最も関心のあるニュースは

 

◎面接で重視する点

 礼儀作法・言葉遣い  全体的な印象 服装・髪型 人柄・性格  態度・意欲・返答内容  学校の教育方針に対する理解
 
▼実技検査(芸術系,体育系,外国語系)

音楽科では声楽・器楽・聴音、美術科では鉛筆によるデッサン、書道科では毛筆による書道の検査が行われます。体育科・体育コースでは,反復横とびや立ち幅とび等の体力検査や器械体操・球技・武道から2つ選択する技能検査が行われます。語学系では英語による問答(一人につき5分程度)があります。

県立伊奈学園総合高等学校のスポーツ科学系は、シャトルランやハンドボール投げや立ち幅跳びなどが行われます。

 
◎令和4年度入試で「実技検査」を実施する高等学校一覧(10校)
学 校 名 実施する学科等
伊奈学園総合 スポーツ科学系 芸術系
ふじみ野 スポーツサイエンス
大宮光陵 美術科 音楽科 書道科
大宮東 体育科
越生 美術科
芸術総合 美術科 音楽科 映像芸術科 舞台芸術科
児玉 体育コース
飯能南 スポーツコース
松伏 音楽科
八潮 体育コース

 

 

4.選考の方法

▼選考方法

選考方法は「加算方式」になり,学力検査の得点に,調査書の得点や実技検査の得点(実施される

場合)に各学校で定めた定数を掛け合わせて算出される換算点を合計した結果をもとにして選抜が行われます。原則として,その合計得点が高い受験生から合格になっていく方法です。

選抜方法は加算方式でわかりやすくなりましたが,第一次選抜から第三次選抜までで,それぞれ掛け合わせる換算点は学校によって様々です。

 
▼学力検査の得点と調査書の学習の記録の評点(内申点)
●学力検査の得点と傾斜配点

各教科100点満点で,5教科合計500点満点です。ただし,傾斜配点を実施する学科およびコーに

ついては,対象教科の得点が2倍になります。令和4年度入試で傾斜配点を実施する高校は、計12校です。

 

◎「傾斜配点」を実施する主な高校

学校名 学科コース 傾斜配点教科
大宮 理数 理科・数学2倍
坂戸 外国語 英語2倍
所沢北 理数 理科・数学2倍
南稜 外国語 英語2倍
松山 理数 理科・数学2倍
和光国際 外国語 英語2倍
越谷南 外国語 英語2倍
川口市立 理数 理科・数学2倍
 
● 調査書の得点化

調査書の扱いでは「学習の記録」以外(特別活動等の記録や出欠の記録など)も得点化し,それらの得点の合計が「調査書の得点」になります。これらの扱いは各学校の「選抜基準」に詳細に記載してあります。

 

調査書の扱いの選抜基準掲載例〉朝霞高校

○調査書の扱い  ①学習の記録の得点(11年12年33年)・・・・・(225点)

         ②特別活動の記録の得点・・・・・・・・・( 40点)   [270点]

         ③その他の項目の得点・・・・・・・・・・(  5点)

 

①「学習の記録の得点」

各教科・学年別に5段階で評価します。各学年の評定をどの位の比率で見るかは、高校によって定められています。

[例] 9教科評定の合計が 1年…33,2年…27,3年…35で,高校で定められた各学年の比率が

11年12年33年の場合は

             《学習の記録の得点》(33×1)+(27×1)+(35×3)=33+27+105 =165

として扱われることになります。

 

②「特別活動の記録の得点

以下のように各学校で定めた項目により得点が加算されて行きます。評価される項目は、例えば学級活動・生徒会活動についてみると、学級における「係」に得点を与える場合もあれば、生徒会長のみを評価項目にあげている学校もあります。ただし、「それぞれの項目で何点加算されるのか」「全国大会出場と関東大会出場とでは何点の違いがあるのか」などは県教育委員会は「公表しない」としています。「特別活動の記録の得点」は10点の学校や200点の学校まで学校ごとに幅があります。

 

③「その他の項目の得点」

資格や出席状況、総合的な学習の時間や選択教科の評価です。こちらも「それぞれの項目で何点加算されるか」は公表されません。得点の分布は5点(朝霞)から95(市立浦和)程度、学校によって幅はあります。                                              

以上の①~③の合計で「調査書の得点」が算出されます。

 
●学力検査の得点と調査書の得点の比重

「学力検査の得点」と「調査書の得点」を加えて、その合計点で選抜します。この際に、第一次選抜、及び、第二次選抜という段階を設け、選抜段階ごとに、調査書の得点の重みの付け方に差を設けることができるようになっています。

 なお,「学力検査の得点」と「調査書の得点」の重みの付け方には範囲が設けられ,第一次選抜では60%から40%まで,第二次選抜では70%から30%までとなっています。「令和4年度入学者選抜における各高等学校の選抜基準」(県教育委員会HPに掲載)参照

 
●不登校の生徒などを対象とした特別な選抜

 不登校の生徒や長期欠席などを対象とした特別な選抜が実施されます。この選抜を希望する生徒は,自己申告書に高校志願の動機・理由や高校生活で期待することなどを書いて、志願先の高校へ提出します。選考は、内申点を使わず、入試得点の合計と面接の結果および自己申告書の内容等を資料として行われます。

 

 

5.発表

合格者については、3月4日(金) 午前9時にウェブによる発表、午前10時に掲示による発表がされます。合格した人は、3月4日(金)に志願先の高校に受験票を持参し、交付書類を受け取る必要があります。

 

  ウェブによる発表 掲示による発表
日時 令和4年 3月4日(金) 午前9時 令和4年 3月4日(金) 午前10時
場所 県立高等学校、市立高等学校の 各校のホームページ 志願先の高等学校
方法 受験番号を発表する。 高等学校長は、受験票を確認し、「選抜結果通知書」を合格者に交付する。 受験番号を発表する。 高等学校長は、受験票を確認し、「選抜結果通知書」を合格者に交付する。

入学候補者の数が募集人員に満たない場合は,3月17日(木)から4月までに欠員の補充が行われます。その際、3月4日(金)午後2時に県庁及び各教育事務所に公示され、また、埼玉県教育委員会のホームページにも掲載されます。