先生の罪

「あの先生わかりやすくていい」

塾の先生には良い響きの言葉だろうし、親もそれを望む。

しかし、

わかりやすく教えることの罪。も知っておくべき。

生徒が、学習して成績を上げて、受験に挑む。

この流れの中では、わかりやすく教えることは害にもなり得るんです。

最初の最初は必要な時もあるし、

学習リハビリ段階の生徒には有効。

でも、いつもわかりやすい指導を受けてきた生徒は伸びない。

まぁ、わかりやすく教える技術がない先生なんて話にならないけど、それができてそれをあえてしないってことなんで、結構難しいんですよね。生徒の本当の力を伸ばす行動ってのは。

成績を上げていくってのは、目の前のテストの点数を上げるだけではダメだ。

応用された問題や、他の教科の成績まで上げていくような姿勢というか、大元の部分を伸ばしていくべきだからだ。

同時に受験は、自らの力で乗り越えていかないと意味がない。

そのあとの人生の生き方につながる。

先生や親は、生徒自身を伸ばす指導者であれ。

この記事を書いた人

HIRO 川上ヒロ先生