子どもの語彙力を高める。テレビでスイッチ一つ。アンパンマンには“副音声”がある。実は、幼児教育にめちゃくちゃ良い。

アンパンマンには、目の不自由な方のための“副音声”が用意されています。

これ、実は幼児に見せるときにもすごく役に立つんですよねー。

さらにうちでは必ず字幕を表示します。


普通にアニメを見ると、子どもは映像から得られる情報に頼りがちです。

もちろんそれでも楽しいのですが、副音声モードにすると、

「アンパンマンが●●しているよ」

「バイキンマンが○○したよ」

と、状況が端的に「言語化」されて届きます(子ども向けの話し方なのもバッチリ)。


この「映像+言葉での説明」のセットが、実は教育的にめちゃくちゃ効果が高いんです。

幼児期は、目で見て「なんとなく分かる」世界から、言葉で「理解する」力を育てる大事な時期。

副音声のようなナレーションは、その「言語化の橋渡し」を自然にやってくれます。


・語彙が増える

・状況を言葉で捉える習慣がつく

・人の気持ちや行動を説明する力が伸びる

・注意力や理解力が高まる


こんなメリットが副音声にはある。

字幕表示も、音声と文字の対応を感覚的に身につけますね。


ただの幼児アニメをみせるだけではなく、こうした見せ方ひとつで教育コンテンツにもなるんですよね。

もしまだ試したことがなければ、ぜひ一度「副音声」で見せてみてください。

子どもの理解の深まり成長がきっと変わりますよ。

この記事を書いた人

HIRO 川上ヒロ先生