こんにちは、毎日英語道場、道場主の白ひげです。
今回はローマ字のお話です。
「ローマ字って、小学校で習ったけど、英語とどう関係あるの?」
と思っている人も多いのではないでしょうか。
実は、ローマ字をしっかり理解しておくと、
英語の単語を正しく読んだり書いたりする力がぐんと伸びるのです。
ローマ字は、日本語の音をアルファベットで表す方法です。
たとえば、「さようなら」は「sayounara」、「タナカ」は「Tanaka」と書きます。
これは、子音のみで発音される場合がある英語とは少し違いますが、
母音と子音の組み合わせに慣れる訓練としてとても役立ちます。
英語でも、アルファベット一つひとつには音があります。
「b」は「ブ」、「d」は「ドゥ」、「t」は「トゥ」というように、
ローマ字と似た音も多いのです。
たとえば、「bag(バッグ)」という単語を見てみましょう。
ローマ字で「ba」は「ば」、「g」は「ぐ」の音なので、
「バグ」と読めそうですよね。実際の発音もかなり近いです。
また、「stop」という単語も、「s」「t」「o」「p」と分けて考えれば、
ローマ字で「su-to-pu」に近いですが、英語では「ス トッ プ」と短く発音します。
このとき、音の長さや強さに気をつける練習をすると、
ローマ字で音の構造を学んだ経験が活かされるのです。
さらに、「apple(りんご)」という単語では、
「a」は「ア」、「pp」は強く「プッ」、「le」は「ル」
(lはエルなのでルという発音されます)に近い音になります。
ローマ字では少し表しづらいけれど、「音を文字で表す」という感覚を持っていると、
アルファベットと音のつながりに気づきやすくなります。
ローマ字は英語そのものではありませんが、
英語の音の仕組みをつかむ“準備運動”のようなもの。
音と文字の関係をつかむ力がある人ほど、
英語のつづりや発音も早く身につく傾向があります。
ローマ字で覚えた文字と発音の関係に加えて
英語独特の発音を加えていくことで
英単語のスペルを覚えるのがかなり楽になるはずです。
なお英単語の暗記に悩んでいる人はオンラインで毎日こつこつと英単語を学んでいく
「毎日英語道場」の活用も検討してみて下さい!