中学受験の勉強はいつから始めるべきですか?5年生からでは遅いですか?
と聞かれることがあります。
これの答えは、、、遅いということはありません。
至極当然なことをいえば
現状とゴールと速度の要素が関わってきます。
現状
今のお子様の知識量や練習量などです。
当然ですが、漢字を1000個知っている子と、100個知っている子のスタート地点が違います。
今の現状がどれくらいなのかによっても変わってきます。
ゴール
どこの中学に行きたいか、というところも当然、大事な要素です。
高尾山を登りたいのか、富士山に登りたいのかで、いつ出発しないと間に合わないよ、ということはあります。
速度
実は、現状とゴールは測る方法があります。
例えば学力テストや偏差値などの物差しを使えば、それらは測ることができます。
しかし、子どもの伸びる速度、というのは測るのが難しい。
それゆえに「間に合いますか?」という質問に一瞬で答えるのは難しいんですね。
物事はなんでもそうです、何かを志してみて、それが可能かどうか、客観的なデータを見て判断したくなるもの。
でも、実際にやってみるまではわからないことが多いですね。
人間は失敗したくないので、やっても意味がないことはやりたくない、やってもダメだったら怖いからやりたくない、と思うことがあるでしょう。
でも、迷っているならば怖がらずやってみましょう!
確かに、間に合わないリスク、失敗するリスクはあります。
でも、それを恐れていると何もできなくなってしまいます。
お子様の受験勉強がいつのタイミングで始まるかは、それが適切かどうかはわかりませんが、思い立ったが吉日。ぜひ志望校に向けての一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。