子どもを加点方式でみるか、減点方式でみるか。

うちの塾には、成績上位の生徒もたくさんいます。

しかし、うちは入塾審査試験はないので、勉強がとても苦手な生徒もいます。

上位の子の保護者様

「勉強しろとは言わないです。」

という方が多いです。

勉強が苦手な子の保護者様

「いつもいつも親が言わないと勉強をやりません。」

という方が多いです。

「上位の子は自分でやるから、勉強しろとガミガミ言わなくてもいいんじゃないですか?」

と言われることもあるんですが、

学力に差がない段階から、もう保護者様の姿勢には差が出てきていると思います。

子どもを加点方式でみるか、減点方式でみるか。

例えば、10歳以下でそこまで差が出ていないところだとして、子どもが10分勉強したという事実に対して

加点方式でみる保護者様は

「おぉ、10分勉強したのね!いいね!少しずつでも身についていくからね!頑張ろうね!」

減点方式でみる保護者様は

「えぇ、10分で終わり?○○くんは1時間やってるっていってたよ?そんなのでは足りないよ」

まあ、極端な例を言いましたが

そういうことが毎日、たくさん積み重なってきて、小学生高学年や中学生あたりで一気に表面化することが多いんですよね。

この記事を書いた人

HIRO 川上ヒロ先生