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第7話 場所探し 〜新しい教育を求めて〜
「新しい教育」 を行う場所を決めなくてはなりません。 まず、東京は眼中になし。
理由は簡単。 ただ単に東京には住みたくなかったという理由です。
そこで当時住んでいた私の自宅から、風水方位学的に吉方位を割り出し、
その他の諸条件を加えたところ、千葉または埼玉が残りました。
ここからは、現地調査です。
私は次の条件を満たすところでスタートしようと考えました。
(1) 近隣に小学校、中学校がいくつかあること。
(2) 団地、マンション、社宅の多いところ。
(3) その土地のメイン通りに面しているところ。
(4) 「土」 が見えるところ。
(5) 建物に関しては、1階で始められるところ。
(6) 建物の入り口が、東側または東南側に作れるところ。
(7) なるべく(大手)学習塾がたくさんあるところ。
(8) あたたかみを感じる土地柄、また、
やさしい人がたくさん生活している雰囲気をもっているところ
以上の8項目を満たすところを探すことにしました。 (1) に関しては、
生徒が通いやすいところに建てた方が当然いいだろうと思いましたし、
また生徒の学校での様子も知りたいですし、
学校とも仲良くなりたいと思ったからです。
でも現実、学校の先生は塾がきらいみたいで(まあ、私も塾は嫌いなので、
その気持ちもわからないではないですが・・・)、しかし本来生徒にとって先生は先生。
塾だからとか学校だからとか、本当は関係ないのではないかと思います。
子どもたちが幸せになり、そして強く逞しく、生き生きと生きていける大人に
なれるように育て、大人になった時に、夢のある地域を創り、 すばらしい日本を、
そして世界を創り出せるようにするのが、「先生」 の仕事ではないでしょうか。
一般的に、学校の先生よりも塾の先生の方が教え方がうまい、
と言われがちですが、そんなのは当たり前です。
たいていの塾は 「勉強」 が教えやすいように、意図的に少人数にしたり、
学力別にクラス編成をしたりしているのですから・・・。
それに対して、公立の中学校ではそのようなことはふつうしません。
それなら中学校でも少人数にしたり、学力別クラス編成を作ればいいじゃないか
という人がいるかもしれませんが、大人数だからこそできることが、
1クラスの学力の差が大きいからこそ学べることが、結構あるものです。
確かに 「学問を習得させる」 という点では、塾の形態の方が
やりやすいかもしれません。 しかし 「人間を創る」 という点では、
学校は最高の場所なのではないかと私は思います。
塾と学校がお互いの良いところを素直に認め合い、また、それぞれの現場では
やりにくいことを仲良く相談し合えるようにはならないのかなあと思います。
そうすれば今よりももっと、子どもたちにいい教育ができるようになるはずです。
だいたい塾の先生は、学校の先生のモンクを言いすぎです。
「学校ではこんな教え方しかしてないだろうけど、この問題の解き方は
こんな裏技がある。 俺が教えてやる!」 など。
いったいこのセリフを何度聞いたことか。
裏技を教えるのはまったくもって結構なことですが、なんでいちいち 「学校では・・・」
とか、 「学校の先生は・・・」 とか付け加えるんでしょうかねえ。
こんな言い方をして教えてる塾の先生は、
自分のことしか考えてないように思えて 仕方がありまあせん。
こんな言い方をしていく内に、積み重なり、
子どもたちはどんどん学校の先生を信じられなくなっていってしまいます。
このことで最終的に損をしてるのは、子どもたちです。
自分の信じていない人が一生懸命話しても、なかなかその人の真意を素直には
受け入れられないものです。
学校には学校のすばらしい教育があるはずです。
それを邪魔するような言動は慎まなければいけません。
それが子どもたちのためなのですから。
充実した時間を一分一秒でも多く味わわせてあげるのも先生の仕事です。
学校でも塾でも素敵な時間を創ってあげたいものです。
・・・ということで、私は子どもたちの学校生活はもちろん、
学校の先生のことももっとわかりたいと思っています。
学校の近くに建てたいというのは、そんな理由からです。
次に (2) に関してですが・・・
つづく・・・
創設者:著
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