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平成2年2月23日。 私とあの12人の生徒たちは、R塾を無事に? 卒業致しました。 その当時の私は、就職活動もせず、教育実習も放棄し、ただがむしゃらに あの12人を立派に卒業させることのみの毎日でしたので、 2月24日以降はなにも仕事がありませんでした。
「さてと、どうしたものか・・・。 新しい教育に挑戦してみるとは言ったものの、 何からどうスタートさせればよいのか・・・。」 まったくわかりませんでした。
「よし、まず目標を立てよう。 新しい教育目標と、それと自分自身の目標を。 きっと辛いことがこれから山ほどある。 絶対に負けないためにも 、自分の心の支えにもなる目標をきちっと立てておこう。」
―まず、教育方針― 「これから出会う子どもたちは21世紀を創る子どもたち。 21世紀は激動の時代になると思う。 価値観の多種多様な時代となるはず。 固定観念にとらわれることなく、さまざまな人の意見・行動を受け入れ、 また独創的な思慮を持ち、発言・行動できる人間を育てよう。 そのために、授業形態は個別指導にはせず、クラス単位での授業にする。 なるべくいろいろな話題を生徒たちに投げかけ、生徒が生徒の意見を聞き、 そして考え、発言できるような環境を作ろう。 その中から、人は人と協力し合わなければいけないんだということを学ばせよう。 一人でダメなら二人で。二人でダメなら三人で。 そしてみんなで協力し合えば、不可能が可能になることだっていくらでもある。 自分たちで創り上げたものがどんなにすばらしく、強いものなのかを学ばせよう。 そしてこの独創的発想のできる訓練が、将来大人になってから、 どんな荒波の状況に強いられたとしても、必ずや活路を切り開き、 生き生きと生きていける人間を創るはずである。 さらにまた、この生徒たちが大人になった時、きっと次の世代の子どもたちに、 すばらしい教育をしてくれるはずだ。 『みんなで協力し合い、夢見る社会を創ろう。』 と・・・。
「よし! これをこれからの教育方針としよう。」
と、かっこよくは決まったものの、俺はこれからどうしたらいいんだ〜? つづく。 |
創設者:著 |
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